BEGINがりみさんの「涙そうそう」に出したNGの理由
沖縄の本土復帰から今年で50年。歌手の夏川りみさんは、復帰の1年後に石垣島で生まれ、15歳で歌手デビューし東京に来ました。その頃は、故郷をかえりみることはなかったと言います。それが一変したのは、「涙(なだ)そうそう」と出会ってから。21年前の自身を代表する歌との意外な出会いと思いを聞きました。
「テレビから流れてくる曲を聴いてすぐ、この歌、どうしても歌いたいと思いました」。夏川さんは振り返る。
忘れもしない、2000年7月。東京の自分の部屋でひとり、自室で、各国首脳が集まって開催された九州・沖縄サミットのテレビ番組を見ていた。華々しい舞台で、同じ石垣島出身のBEGINが歌っていた。
晴れ渡る日も 雨の日も 浮かぶあの笑顔
初めて聴く歌なのに、心から離れない。テレビを消した後、何度もメロディーを口ずさんだ。間もなく、東京でBEGINのライブがあると聞いて、駆けつけた。BEGINがアンコールで涙そうそうを歌った。余韻を残してライブが終わり、楽屋をたずねた。メンバーは幼いときから「にいに」と慕う仲だ。すぐに切り出した。
夏川りみさんは6月22日にニューアルバム「会いたい~かなさんどぉ~」を発売。6~9月まで全国ツアー「たびぐくる」も開催している。詳細は夏川さんのオフィシャルサイト(www.rimirimi.jp)で
「あの歌、わたしにちょうだ…
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