高齢者の熱中症防止 「水分とって」孤立しないよう声かけを

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畑山敦子
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 各地で真夏日が続出するなか、高齢者は体温調節機能が低くなりがちです。熱中症などにならないため、本人や家族ら周囲の人々はどんなことに気をつければいいのでしょうか。

 気象情報会社「ウェザーマップ」の気象予報士、片山由紀子さんによると、南米のペルー沖で海水温が低くなる「ラニーニャ現象」が続くことから夏にかけて日本列島は高気圧に覆われ、気温が高い日が増える傾向という。

 さらに懸念するのは、燃料の高騰などを受けた電気代金の高騰だ。大手電力10社の6月の電気料金は過去5年間で最高水準。片山さんは「暑い、寒い時期にエアコンを使うのは毎日のことなので、電気代が気になるが、命や健康が何より大事なので、高齢の方は暑さをがまんしないでほしい」と話す。

 日本医科大学付属病院高度救命救急センター長の横堀将司さんによると、高齢者や子ども、障がいや基礎疾患のある人は、体温を調節する機能が弱かったり、暑さを避けることができなかったりする「熱中症弱者」だという。「高齢者の場合、気づかないうちに脱水症状意識障害を起こしがちで、社会的な孤立を防ぐことが熱中症の危険を防ぐことにつながる。日頃から周りが気にかけ、声をかける必要があります」と話す。

 インターネットのサイト「熱中症予防情報」などで環境省が各地の「暑さ指数」を公表しており、離れて暮らす高齢の家族にはこの指数を参考に注意を促すといいという。同省のLINEの公式アカウントに友達登録して、知りたい都道府県の情報を確認することもできる。

暑さ指数を確認、注意を促して

 横堀さんによると、暑さ指数…

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