写真モデルの20代女性をGPSで追跡か ストーカー容疑の61歳男

大山稜
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 アマチュアモデルをしていた顔見知りの女性の荷物にGPS機器を入れて居場所を追跡したとして、警視庁は24日、千葉県四街道市の会社員の男(61)をストーカー規制法違反の疑いで逮捕し、発表した。同法は昨年5月の改正で、GPSを使って相手の居場所を見つける行為を新たに規制対象とした。警視庁がこの規定を適用するのは初めてという。

 巣鴨署によると、男は2月27日、東京都内の路上で20代の女性のリュックサックにGPS機器を入れ、3月3日までに72回にわたって位置情報を受信した疑いが持たれている。調べに対し「機械は自分では入れておらず、なぜかまぎれた」と話しているという。

 男は趣味のカメラ撮影で女性にモデルを依頼するなど数年前から面識があり、女性に「手をつなぎたい」などと迫ったこともあったという。同署は男が一方的に好意を寄せていたとみて、入手した位置情報の使い道を調べている。

 リュックに入っていたGPS機器は大きさ5センチ程度の市販品で、気付いた女性が署に相談していた。(大山稜)