費用は350億円 「ふげん」の使用済み核燃料、フランスで再処理へ

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山野拓郎
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 日本原子力研究開発機構は24日、廃止措置中の新型転換炉「ふげん」(福井県敦賀市)の使用済み核燃料フランスで再処理してプルトニウムを取り出し、それをフランスの原子力企業オラノ・リサイクル社に有償で譲渡する契約を結んだと発表した。日本側が、輸送と再処理の費用として2・5億ユーロ(約350億円)を支払い、高レベル放射性廃棄物を2041年度までに引き取る。プルトニウムは平和的利用を前提に日本以外の第三者が使うといい、譲渡額は未定という。

 原子力機構によると、ふげんの使用済み核燃料は計731体。23年度から26年夏ごろまでフランスに輸送する。再処理は24年度から始める予定という。

 東海再処理施設茨城県東海村)で再処理する予定だったが、東京電力福島第一原発事故を受けた新規制基準への対応が困難だとして14年に施設の廃止が決定。国内で再処理できないため契約を結んだという。

 プルトニウムは核兵器の材料…

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