長生きの御利益、誰のため? 湖南三山の長寿寺、映える庫裏も話題

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筒井次郎
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長寿寺(滋賀県

 長生きしたい。そんな望みがかないそうな名の寺がある。長寿寺。「湖南三山」と呼ばれる3名刹(めいさつ)の一つで、静かな集落にたたずむ。

 創建は奈良時代とされる。後に東大寺を建立する聖武天皇には世継ぎがいなかった。僧・良弁(ろうべん)がこの地で祈ると、女の子(後の孝謙天皇)を授かった。天皇はこの子が長生きするよう、願いを寺名に込めたそうだ。

 本尊は子安地蔵菩薩(ぼさつ)。「子宝・安産・長寿」に御利益があるとされる。ただ、藤支良道(ふじし・りょうどう)住職(50)はこう話す。「寺の縁起の通り、長寿は願う本人ではなく、生まれる子への御利益なんです」

 近年注目される室町時代の珍…

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