ウクライナ、EUの加盟候補国に 加速する「欧州化」とロシア離れ

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ブリュッセル=青田秀樹、野島淳
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 欧州連合(EU)は23日、ウクライナを新規加盟の候補国に認定した。実際の加盟には何年もの時間がかかる見通しだが、ロシアの軍事侵攻を受けるウクライナを新たな仲間と正式に位置付けて支える。ロシアが嫌がるウクライナの「欧州化」がさらに進む。

 ブリュッセルで開いたEU首脳会議で加盟27カ国が合意した。記者会見したミシェル常任議長はロシアの軍事侵攻も念頭に、「結束と決意の強いメッセージだ」と語った。首脳会議でオンライン演説したウクライナのゼレンスキー大統領は「ロシアが仕掛けた戦争に自由と結束を守る力が試されている」とし、「より強く、より自由なウクライナと欧州の歴史が生まれる」と訴えた。

 ウクライナは今後、EUの財政支援や専門家の助言を得て、EUが要求する汚職対策や、政治・経済への影響力が大きい新興財閥への対応の強化に取り組む。EU側が条件を満たしたと判断すれば、加盟交渉の枠組みづくりへと進む。

 ただ、道のりは長い。

 財政や司法、外交など30以…

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