広陵、広島新庄、祇園北が同じブロック 広島大会は序盤から激戦に

松尾葉奈、黒田陸離
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 7月9日に開幕する第104回全国高校野球選手権広島大会(朝日新聞社、県高野連、県教委主催)の組み合わせ抽選会が24日、広島市西区で開かれ、出場する85校83チームの対戦相手が決まった。巨大な組み合わせボードが3年ぶりに設置され、くじを引いた主将らがはつらつとした声で校名と番号を読み上げた。

 試合は県内8球場であり、開会式は7月9日午前10時半から広島市南区マツダスタジアムで開かれる。決勝は同26日午前10時から、尾道市のぶんちゃんしまなみ球場である。

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 全4ブロックに強豪校が散らばり、大会序盤から熱戦が予想される。

 とりわけ激戦が予想されるのが、今春の選抜大会に出場し、中国大会で準優勝した広陵のブロックだ。昨夏優勝の広島新庄や準優勝の祇園北、今春県8強の広などがひしめく。

 今春の県大会で広陵に敗れて準優勝の崇徳のブロックには、選抜出場の広島商が控える。昨秋と今春に県8強の三原、昨夏8強の広島工大も上位をうかがう。

 呉港と大竹がシードのブロックには、昨夏8強の高陽東や、広島大会の1試合最多得点を更新した国泰寺が名を連ねる。上下・向原・加計の3校連合も入った。

 今春県4強の呉や、同8強の尾道などの実力校の戦いぶりにも注目だ。

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 開幕試合はマツダスタジアムで開かれ、ともに甲子園出場経験のある高陽東と国泰寺が対戦する。広島大会でマツダスタジアムが使われるのは3年ぶり。

 17年ぶりの甲子園を目指す高陽東は打線に自信を持つ。木村青空(そら)主将(3年)は「スタンドから見て憧れていた場所なのでワクワクする。長打やつなぐ打撃でリズムをつくりたい」と意気込む。国泰寺は第1回大会以来の甲子園を目指す。捕手の松村優希主将(3年)は「バックネット裏からの景色とはまた違うと思う。身が引き締まった」と笑顔を見せた。

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  選手宣誓には55チームが名乗りを上げた。抽選で引き当てたのは、春の県大会でも選手宣誓を務めた広の岩本和也主将(3年)。春夏連続の大役に「やったな」とくじを握りしめた。

 ウクライナ危機を念頭に、春の県大会では「戦争で多くの人が困難に直面している状況で、野球ができることに感謝し、常に本気でプレーする」と宣誓。8強まで勝ち進み、今夏のシード権を手にした。

 宣誓の言葉は、春を踏まえて考えるという。「夏は春より人が入ると思うので緊張する。周りの方々への感謝を改めて伝えたい」(松尾葉奈、黒田陸離)