平等院蓮が開花 午前中が見頃

小西良昭
[PR]

 京都府宇治市の世界遺産平等院で、「平等院蓮(ばす)」が白い花をつけている。

 鳳凰堂を囲む阿字(あじ)池を1999年に発掘した際、江戸後期の地層から見つかった1粒の種を発芽させたハス。2001年から毎年、花を咲かせている。つぼみの先が少し赤く、似た花びらのハスが鳳凰堂の壁画にも描かれている。

 今年は20日に開花が始まった。見頃は7月いっぱい。午前中(開門は8時半)の早い時間帯に見るのがおすすめだという。境内には15種類、延べ55鉢のハスが並ぶ。神居文彰(かみいもんしょう)住職はコロナ禍や戦争、地震をふまえて「ハスが泥の中からしか咲かないように、今の社会を私たち人間の生き方で乗り越えたい」と話した。(小西良昭)