ツイッターとグーグルは違う…逮捕歴削除、最高裁が釘を刺した現状は

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聞き手・千葉雄高
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 ツイッターグーグルは違う――。逮捕歴の削除をめぐり、最高裁はそんな判断を示しました。ポイントは「明らか」要件。今回の判決が持つ意味を、プライバシー問題に詳しい中央大学の宮下紘教授(憲法)に聞きました。

 逮捕歴の削除を認めた今回の第二小法廷の判決は、インターネット空間でのプライバシー侵害について、ツイッターというものの性格を丁寧に見て救済した、妥当な判決です。

 2017年に最高裁は、グーグルの検索結果をめぐって、削除が認められるのは、検索結果を表示する理由より、プライバシーを公表されない利益が「明らかに優越する場合」に限られるという判断を示しました。

明らかでない「明らか」要件

 この「明らか」が何を指すのか、そしてなぜプライバシー侵害が「明らか」な場合にのみ削除が限定されるのか、全く明らかではありませんでしたが、この決定が極めて高いハードルになったことは間違いありません。

 この決定以降、ネット上のプライバシー情報の削除を求めても、ほとんどが退けられてきました。

グーグル決定で高くなった削除ハードル。今回の判決で揺り戻しはあるのでしょうか。今後を占います。

 17年決定はあくまでグーグ…

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