杉村太蔵さん、だしメーカーで商品開発 売り上げ良ければ「役員も」

天野光一
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 「薄口政治評論家」という肩書で人気のタレント・杉村太蔵さん(42)が、削り節などを製造する大手水産加工会社マルトモ(本社・愛媛県伊予市)と一緒に新商品の開発に挑むことになった。マルトモの「商品開発特命係長」に就任した杉村さんは、12月の新商品発売に向けて「寝ても覚めても商品開発を考えています」とアピールしている。

 マルトモによると、今回のタッグは社の幹部と杉村さんがテレビ番組で共演したのがきっかけ。元衆院議員の杉村さんは、7月オープン予定の飲食店が集まる商業施設「Asahikawa(あさひかわ) Harete(はれて)」(北海道旭川市)を手がけており、マルトモは杉村さんの実業家としての手腕に着目したという。

 注目の新商品について杉村さんは、北海道と愛媛双方の食材を使った商品開発を確約しており、現時点ではマルトモのだしと北海道の毛ガニを使ったぞうすいを考えているという。

 6月24日にあった就任会見で杉村さんは、「広告塔ではなく、リアルなビジネスとして挑戦したい」と意欲を示したうえで、「これからは愛媛と北海道のような地域間交流が大切になる。地方創生のモデルケースをつくりたい」と話した。

 杉村さんを受け入れたマルトモ側は、成果主義で評価する構えだ。売り上げの合格ラインは年間1千万円で、上回れば課長に昇進、下回ると平社員に降格となる。マルトモ側は「昇進が続けば役員の可能性もあります」と、杉村さんへの期待感をにじませた。(天野光一)