セキュリティ最高水準 岐阜・養老町にテレワーク施設

松永佳伸
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 岐阜県養老町は、町地域福祉センター(養老町若宮)を改修し、町営のテレワーク施設「YOROffice(ヨロフィス)」を7月に開業する。日本テレワーク協会によると、共同利用型オフィスなどのセキュリティー認証プログラムで、この施設は最高レベルの三つ星を全国の自治体で初めて取得したという。

 ヨロフィスは鉄筋コンクリートの平屋で床面積は約1280平方メートル。多様な働き方に対応するため、コワーキングスペース(シェアオフィス)のほか、3Dプリンターを備えた多目的ルームや企業進出向けのレンタルオフィス3室、個別ブース15席などを設置する。

 また、授乳コーナーもあるキッズスペースや室内テントを置いたグランピングカフェテリア、展望デッキなども設ける。

 最大100人まで収容ができ、企業の進出や移住促進の拠点として期待されている。総事業費は約1億3千万円。

 安全安心な働き方を確保するため、とくにセキュリティー対策に力を入れた。経済産業省の定める「情報セキュリティサービス基準」に適合する指定検査事業者が、情報セキュリティー監査やネットワークとWi―Fiの脆弱(ぜいじゃく)性検査を実施。その結果、高度な情報セキュリティー対策が構築され、利用者が信頼してテレワークが可能とされる適合レベルで最高の三つ星を獲得した。

 認証機関の一般社団法人セキュアIoTプラットフォーム協議会の辻井重男理事長は「高いセキュリティー基準を満たし、多目的に活用でき、ここを起点に企業進出や移住促進による地域活性化が展開されることを期待したい」とコメントした。

 問い合わせは養老町産業観光課(0584・32・1108)へ。(松永佳伸)