高3バレー部員自死、顧問の男性教諭を懲戒免職 不適切な言動を認定

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西晃奈
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 バレーボール部員だった県立高校3年の新谷翼さん(当時17)が自ら命を絶った問題で、岩手県教育委員会は24日、2015~18年度にバレー部の複数の部員に対し、不適切な言動があったとして、顧問を務めていた男性教諭(45)を同日付で懲戒免職にしたと発表した。また、この期間に同校の副校長だった5人を戒告処分にした。

 県教委によると、男性教諭はバレー部の指導を始めた15年度から18年度までに、複数の生徒に対し、「使えない」などと言ったほか、「バカ」「アホ」といった発言を繰り返した。

 新谷さんに対しては、18年6月ごろ、「脳みそ入ってんのか」「背は一番でかいのにプレーは一番下手だな」と暴言を吐き、6月末には「部活やめろって言ってるんだ」と責めた。

 新谷さんは18年7月、自宅で自死しているのを家族が発見。自室に残されたメモには「ミスをしたら一番怒られ、必要ないと、使えないと言われました」と記されていた。

 この問題を受け、県教委は第…

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    島沢優子
    (ジャーナリスト・チームコンサルタント)
    2022年6月25日10時26分 投稿
    【視点】

     コメントプラスで中小路さんが書かれている大阪市立桜宮高男子バスケットボール部員の自死は有形暴力があった。その後明らかになった運動部活生の自死は、2018年岩手県不来方高校のこの案件、19年の茨城県の市立中学卓球部の女子生徒、そして21年1

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    中小路徹
    (朝日新聞編集委員=スポーツと社会)
    2022年6月25日8時44分 投稿
    【解説】

     日本のスポーツでは長らく、一般社会で許されない暴力が、「指導の一環」として容認されてきました。  潮目が変わったのは、2013年1月です。大阪市立桜宮高の男子バスケットボール部主将が、顧問から受けた暴力などを理由に自死したことが明らかと