「いま避難すれば命守れる」 災害時に「刺さる言葉」模索する放送局
藤原慎一
毎年のように豪雨災害が続く九州で速やかな避難を促そうと、自治体や報道機関が連携し「気象災害に関する放送用コメント案」を作った。本格的な梅雨時期に入り、命を守るための呼びかけをどう強めていくか。現場では模索が続く。
コメント案は「土砂災害編」と「河川(洪水)リスク編」に分かれ、計183ページに及ぶ。災害の理解につなげようとそのメカニズムや過去の被害も紹介する。
主に九州の報道機関、自治体職員、気象庁、国土交通省の有志でつくる「九州災害情報(報道)研究会」が1年がかりで議論を重ね、今年5月に完成した。
冒頭で「風水害は『いきなり…
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