シンガポールで活躍する女性学芸員、福岡で学んだアジアからの目線

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シンガポール=西村宏治
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 2015年に開業した「ナショナル・ギャラリー・シンガポール」は、東南アジア最大規模の国立美術館だ。そのコレクション部門を取り仕切るのがディレクターの堀川理沙さん(43)。福岡市の美術館で経験を積み、東南アジアにわたって10年になる。

 1929年竣工(しゅんこう)の旧市庁舎と、37年竣工の旧最高裁判所。隣り合う歴史的な建物を合わせて改装してできた美術館は、約8千点のコレクションを誇る。常設展示には、ラデン・サレー(インドネシア)、フアン・ルナ(フィリピン)ら19世紀の東南アジアを代表する画家の作品も並ぶ。

 こうした作品の収集や展示の企画を進めるのが、堀川さんの仕事だ。「植民地時代や独立運動を経験した東南アジアの美術はとても奥深い。ぜひ多くの方に見てもらいたい」と言う。

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