第2次大戦の米軍艦、水深6895mで発見 世界で最も深い沈没船か

松井健
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 第2次世界大戦で沈没した米軍艦が、太平洋の水深約6900メートルの海底で見つかったと、米CNNなどが25日報じた。CNNによると、世界で最も深い位置で発見された沈没船だという。

 報道によると、探検家のビクター・ベスコボ氏が22日、フィリピン海の水深6895メートルで、米海軍駆逐艦「サミュエル・B・ロバーツ」を発見した。船体は二つに割れて、10メートルほど離れた位置に沈んでいたという。

 AFP通信によると、サミュエル・B・ロバーツは第2次世界大戦中の1944年10月、フィリピンのサマール島沖の海戦で旧日本海軍と戦って沈没。米海軍の記録には、同船の船員は「救助を待っておよそ3日間漂流。多くはケガや、サメに襲われ亡くなった」と記されていた。乗員224人のうち89人が死亡したという。

 これまでに最も深い場所で調査、発見された沈没船は、昨年ベスコボ氏の調査団が水深約6500メートルで見つけた米駆逐艦ジョンストンだった。(松井健)