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入院中の子どもに見せたい 本物の打ち上げ花火 病院がプレゼントへ

渡辺翔太郎
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 鳥取大医学部付属病院(鳥取県米子市)が今夏、200発の花火を夜空へ打ち上げる。

 現在、小児病棟には小児がんや難病などで約20人が入院している。ほとんどが病院どころか病棟の外に出ることもできない。なのに病室の窓の外に広がる風景は、裏の山ぐらい。

 「ほかの景色が見られたらおもしろいのに」。

 付属病院の医師、杉原誉明(たかあき)さん(46)は昨夏、世界の風景が映し出されるモニターを小児病棟に贈った。

 さまざまな風景の中で人気があったのが、夜空に広がる花火だった。

 クラウドファンディング(CF)で費用を集めることにした。原田省(たすく)病院長にも背中を押された。目標額80万円でCFを始めると、13時間あまりで達成した。

 花火は7月10日(雨天時は17日)午後8時から、病院の職員駐車場で打ち上げる予定だ。来年以降の子どもたちのために寄付は9日まで受け付ける。

 CFのサイトへは、病院のHP(https://www2.hosp.med.tottori-u.ac.jp/別ウインドウで開きます)から進むことができる。(渡辺翔太郎)