富岡製糸場、充実の社食だった 献立表発見、当時の食事と比べると?

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角津栄一
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 世界遺産富岡製糸場群馬県富岡市)の創業(1872年)から間もない明治初期。工女たちが食事をした社員食堂では、栄養価が高いメニューが提供されていた。市内の製糸業の遺構の壁紙に使われていた献立表から明らかになった。

 献立表が見つかったのは、富岡製糸場近くにある旧韮塚製糸場。市が2016年度に始めた保存整備事業で、壁紙に毛筆で書き損じたような紙が見つかり、食事のメニューが書かれていた。富岡製糸場総合研究センターの今井幹夫・名誉顧問が分析した結果、富岡製糸場の賄所(社員食堂)のメニューと分かった。

昼食には15種類のメニュー、副菜も詳細に

 今井さんによると、明治13(1880)年1月から3月のもので、朝昼夕の3食の献立とみられる。表紙とみられる紙は上半分ほどが切れた状態で、残る下半分には、「十三年第一月」「物検査簿」「御役所」という文字が判読出来た。

 今井さんによると、「御役所…

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