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壇蜜のまんずまんずセレクション

　幼少期、よく親や近しい大人たちに「痛い目（またはひどい目）にあわないと分からないの！？」と言われながら育ってきたような気がする。

　実際に、みだりに自動ドアに近寄り、注意力散漫になっていた結果挟まれて、「自動ドアって挟まれたら痛いんだな」と自動ドアの前に立ったら気をつけなさいと言っていた大人を正しいと思うようになったし、公園のブランコを考え無しに色々な乗り方で遊んでいたら、ふとした瞬間にバランスを崩して顔から地べたに着地、「ブランコは普通に乗るのが安全なんだな」と大人から散々注意されていた危ない乗り方はしちゃいけない、の意味を理解するようになった。結局、「痛い目にあわないと分からないの！？」の答えは「はい、分かりませんでしたごめんなさい」だった。

　しかし、痛い目＆ひどい目に…