高校野球京都大会、72チームの組み合わせ決定 宣誓は塔南・辻主将

富永鈴香 小松万希子
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 7月9日に開幕する第104回全国高校野球選手権京都大会(京都府高校野球連盟、朝日新聞社主催)の組み合わせ抽選会が25日、龍谷大平安高校(京都市下京区)で開かれた。出場する75校72チームの主将がくじを引き、甲子園を目指して対戦する相手が決まった。

 会場の講堂には、各校の主将や監督ら約150人が集まった。シード校になる春の府大会8強の主将から順にくじを引き、大きな声で高校名と番号を読み上げていった。

 府高野連の福家(ふけ)崇明会長は「大会では野球ができることが貴重な経験だと忘れず、最後まで全力でプレーしてください」とあいさつした。

 この日は、高校野球の発展に貢献した「育成功労賞」に選ばれた峰山高校の元教諭、市田匡史さん(61)も表彰された。

 開会式は7月9日午前10時から、右京区のわかさスタジアム京都である。今年は3年ぶりに全チームが集合し、ヘリコプターから始球式のボールが投下されるのを合図に開幕する。

 開幕戦は洛北と京都外大西の対戦で、正午からの予定。決勝は27日午前10時から同球場で予定されている。(富永鈴香)

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 開会式での選手宣誓をつとめる「1番」を引いたのは、塔南の辻智久主将(3年)だ。落ち着いた様子でくじを観覧席に見せ、笑顔で「1番です」。

 チームメートから「選手宣誓引いてこい」と送り出されたという。残り10校ほどの終盤まで1番が出ず、「いけるかも」と期待していた通りになった。「チームの皆も背中を押してくれると思います」

 宣誓には、周囲やチームへの感謝を込めたいという。「3年間、コロナに振り回されてきた。野球ができる感謝を伝えたい」。

 塔南は来年4月に京都市南区内で移転し、校名が「開建」に変わる。「塔南最後の年。その名前も代表し、しっかり思いを伝えたい」と意気込んだ。(小松万希子)

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 夏の大会に向けて、昨秋と今春の府大会の優勝校はどう臨むのか。

 昨夏の甲子園で4強入りし、秋の府大会でも優勝した京都国際は、16日に北桑田との初戦を迎える。

 辻井心(じん)主将は「(どこが相手でも)気が抜けないが、目の前の相手と全力で戦い抜く」と話した。エースの森下瑠大(りゅうだい)君のほかにも、試合を作れる投手が複数いる。「目指すのは日本一。夏までしっかり準備したい」と意気込む。

 春の府大会で初優勝した西城陽は12日、洛北―京都外大西の勝者と初戦。

 一本頌馬(いちもとしょうま)主将は「初戦から楽な試合にならないが、ブロックには強豪が多く、燃える思い。チャンピオンのプライドに恥じないよう、最後の一球まで粘る」と話した。近畿大会を経験した春から「やってきたことが間違いでないと自信がついた」。夏は「目の前の一試合にこだわりたい」。(富永鈴香)