高校野球岐阜大会の見どころ解説 大垣日大はBブロックに

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 第104回全国高校野球選手権岐阜大会(県高校野球連盟、朝日新聞社主催)の組み合わせ抽選会が25日、関市の「わかくさ・プラザ」であった。出場する67チーム(68校)の主将がくじを引き、組み合わせが決まった。大会は7月9日、岐阜市長良川球場で開幕する。

 春の県大会4強の岐阜第一、大垣日大帝京大可児、中京が第1シード。8強に入った県岐阜商、市岐阜商、大垣商、岐阜聖徳学園は第2シードとなった。開幕戦は揖斐―岐阜城北に決まった。

 春の県大会で優勝し、東海大会では準優勝した岐阜第一の小沢侑二郎主将(3年)は「どこもうちを倒したいと挑んでくるので負けないようにやるだけです」と意気込んだ。2連覇を目指す県岐阜商の伊藤颯希主将(3年)は「一戦必勝で自分たちのプレーをやり抜きたい」。

 開会式の選手宣誓には帝京大可児の安積杏汰主将(3年)が選ばれ、「夏にふさわしい宣誓をしたい。全力という言葉を入れたい」と話した。

 準決勝以降の組み合わせは抽選会は25日に、岐阜市の朝日新聞岐阜総局で予定されている。

Aブロック

 春の県大会を制し、東海大会準優勝の岐阜第一が頭一つ抜けた存在だ。投手陣は古川、後守に加え、弘川がけがから復帰し、厚みを増した。安定した打撃と堅実な守備も健在。初戦の岐阜各務野は昨夏の4強で、加藤、杉本の両投手の出来がかぎを握る。捕手早田は強肩強打。

 岐阜は鷲見、篠田のバッテリーを中心とした好チームでまとまりがある。中軸の大西はシュアな打撃が光る。シード校の岐阜聖徳学園は大垣西と初戦で激突する。両チームの実力がきっこうしていて、好ゲームが予想される。

Bブロック

 今春の選抜大会に出場した大垣日大に、昨夏の覇者・県岐阜商など強豪校がひしめき、激戦模様だ。大垣日大は選抜で好投した左腕五島をはじめ、山田渓や三松ら投手陣がそろう。初戦で対戦する美濃加茂は、春の県大会出場を決めながら新型コロナで出場辞退をした悔しさもぶつける。

 県岐阜商は140キロ台の速球派の投手を複数そろえる。内藤らの強力な打線も魅力だ。土岐商は投手力が高く、岐阜総合学園も安定したチーム力を誇る。

 春の県大会16強だった東濃実や、古豪の長良も上位をうかがう。

Cブロック

 帝京大可児は左腕山岡が抜群の制球力で安定感がある。右腕鈴木との継投は勝ちパターン。岐阜農林は昨秋の地区予選で今夏のシード校の市岐阜商に勝ち、近年では特に選手層が厚い。

 大垣商は、右腕臼井の仕上がり具合にかかっている。岐阜城北はパワフルな打撃に加え、足が速い選手も多い。ヒットエンドランなど、攻撃型のチームで十分に4強を狙える。

 大垣北は2020年の独自大会で4強。投手力を中心にして、守りの野球に徹する。社会人からも指導を受け、力が安定してきた。台風の目になりそう。

Dブロック

 中京が一歩リードする。春の県大会は4強まで勝ち上がりながら、新型コロナで出場辞退した。スライダーが武器の左腕瀬戸が失点を抑え、試合を優位に進める展開が理想。打線も根津や黒田らを中心に力があり、例年通りに総合力は高い。

 対抗するのは市岐阜商か。継投を軸に試合を進める。捕手の佐合を中心に守りが堅い。遊撃手の大林は昨夏もメンバー入りし、長打力がある。海津明誠も投打に注目だ。投手層が厚く、左右がそろう。攻守で持ち味の粘り強い野球ができれば、上位進出も。