セベロドネツク市「ロシア軍が制圧」市長認める 医薬品も不足

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国末憲人=キーウ、佐藤達弥
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 ウクライナ東部ルハンスク州の主要都市セベロドネツクのストリュク市長は25日、同市が「ロシア軍に制圧された」と明らかにした。ロシア側は同州の大部分を支配下に置くことになり、軍事的成果として誇示するとみられる。ウクライナ側にとっては先月制圧された南東部マリウポリ以来の大きな打撃となる。

 ストリュク市長はこの日、地元テレビ「1+1」のインタビューに「街はロシアの支配下に入った。できるだけ早く奪還されるよう望むが」と述べた。市内にはまだ住民が残るが、「食料を届けることができず、医薬品も少ししか残っていない」状態。ウクライナ側には出られず、やむを得ずロシア側に避難する人がいるという。市長は「避難した人々は、ロシアのプロパガンダに利用されている」と話した。

 米CNNなど欧米メディアの一部はすでに、ウクライナ軍が同市から撤退を始めたと報じていた。

 同市に隣接するリシチャンス…

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