海なし県に浦島太郎像や竜宮橋…なぜ?江戸時代から伝わる「珍百景」

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編集委員・小泉信一
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 群馬県伊勢崎市に残る「浦島太郎伝説」がSNSなどで話題になっている。今月放送されたバラエティー番組「ナニコレ珍百景」(テレビ朝日系)にも登場。「海がないのにどうして?」などと驚きをもって受け取られているようだ。

 伝説の舞台は、同市宮子町。広瀬川に架かる「竜宮橋」のたもとに「竜宮の森」と呼ばれるこんもりとした茂みがあり、竜神をまつった神社もある。

 「ぐんま謎学の旅 民話と伝説の舞台」(ちいきしんぶん)の著者でライターの小暮淳さん(63)はこう語る。「地下に深い淵があり、竜宮城へつながっているといわれているのです」

 神社の隣には、釣り竿(ざお)を手に亀にまたがった浦島太郎像のほか、唱歌「浦島太郎」の歌詞看板も立っている。「ぐん馬名所百選第48位」という立て看板もある。

 小暮さんによると、伊勢崎の浦島太郎伝説は江戸時代の古文書にも記され、こんな話になっている。

 〈室町時代、「阿感坊」とい…

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