「残す価値がある」と決心 廃業の危機を救った納豆嫌いの4代目

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才本淳子
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カンサイのカイシャ ここがオモロイ!

 納豆業界をザワつかせている京都生まれの納豆があります。藤原食品(京都市)の「京納豆」で、全国納豆鑑評会にエントリーしたら5年連続で入賞。でも、それは新商品ではなく、先代から変わらず作り続けていたものでした。納豆嫌いだった4代目が、名刺代わりに、納豆を配って歩いたワケとは。

 納豆も家業も嫌いだった。「今思えば、反発心。納豆屋ってかっこよく思えなくて。継ぐなんてあり得なかった」。4代目の藤原和也さん(43)は、こう話す。

 大学卒業後は京都を出て、関東の飲食店に勤めた。あるとき、実家から送られてきた荷物の中に納豆があった。職場の仲間に分けると「こんなん食べたことない」「おいしい!」と、想像以上に絶賛されて驚いた。

藤原食品の納豆は変わっていないのに、住宅街にひっそりと構える加工場に遠方から買いに来る人も増えました。知名度アップのヒントは4代目の納豆業界以外での経験でした。

納豆はタレで選ぶ時代に、「豆で勝負」

 藤原食品定番の「京納豆 大…

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