震度5弱の26日夜の地震、被害報告なし 熊本地震で活動の断層沿い

杉浦奈実
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 熊本県美里町で最大震度5弱を記録した26日夜の地震で、熊本地方気象台は27日未明、記者会見を開き、今後1週間程度は強い揺れの地震が発生する可能性があるとして注意を呼びかけた。県によると、27日朝時点でけが人や物的被害などの報告はないという。美里町は地震直後、町内全域に避難指示を出したが、27日朝に解除した。

 気象台によると、震源は熊本地方で深さは9キロ。熊本市の一部や八代市などでも震度4を記録した。地震の規模を示すマグニチュードは暫定値で4・7。熊本県内では前日に大雨が降り、揺れの強かった地域では落石などが起きやすくなっているため注意が必要だという。

 震源は日奈久断層沿いで、この断層付近では2016年に熊本地震が起きている。関連について、熊本地方気象台の田中宏樹・南海トラフ地震防災官は「発生して6年以上経っているので、熊本地震の余震によるものか区別は難しい」とした。(杉浦奈実)