3階屋根から逃走 工事業者装いハンマーで住人殴った容疑で男ら逮捕

高嶋将之
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 工事業者を装って金品を奪う目的で訪問した住宅の住人をハンマーで殴ったなどとして、警視庁は、いずれも職業不詳の小野村俊明容疑者(35)=茨城県筑西市=と佐藤政人容疑者(41)=同県土浦市=の2人を強盗殺人未遂容疑で逮捕し、27日発表した。2人は「殺すつもりはなかった」と殺意を否認しているという。

 暴力団対策課によると、2人は5月12日午前9時45分ごろ、工事業者を装って東京都中野区の住宅を訪問。住人の30代男性の足を粘着テープで縛って首を絞め、頭をゴム製のハンマーで殴って2週間のけがを負わせた上で「殺すぞ」「金と命をもらうぞ」などと脅して金品を奪おうとした疑いがある。男性は2人とは「面識がない」と話しているという。

 騒ぎに気付いた近くの住民が110番通報。野方署員が駆け付けたところ、2人は何も奪わずに3階のベランダから屋根に上り、壁沿いの雨水排水パイプをつたって地上に下りて逃走したという。

 同課は周辺の防犯カメラなどを解析した結果、2人が浮上したとしている。(高嶋将之)