SDGs達成の半分を支える自然 お金回す世界初の試み「サイ債券」

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聞き手・小坪遊
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 生物多様性の保全、再生には資金がいる。公的機関だけでなく、企業や投資家からの投資を拡大する仕組みはどうやったらつくれるのか。国連開発計画(UNDP)で生物多様性・生態系保全の責任者を務めるパックストン美登利さんに聞いた。

パックストン・みどり 1967年生まれ。Japan Times記者や作家、国連ボランティアなどを経て現職。ナミビアでは、経済指標も活用して、保護区の強化・拡大を支援した。

 ――保全に必要な金額と、実際に投じられている金額には大きな差があります。

 必要な金額は毎年8千億ドル超と言われていますが、実際は1430億ドルくらいと推計されています。このギャップを埋めるには、公的資金だけでは頑張っても現在の2、3倍にしかできないでしょう。

 民間のお金はまだまだ増やす余地があるので、その活用は不可欠です。自然を破壊するような投資・補助金を、ポジティブな使い方へと変えていくことも必要になります。

 こうした取り組みはSDGs…

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