肥料高騰、救世主は「人のウンチ」? 食料安保で自民党も提言

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初見翔
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 将来の日本の食料安全保障につながるのでは、と期待されている肥料がある。その名は「汚泥肥料」。もとになるのは私たちが下水に流す「し尿」、つまりウンチだ。

 かつて、人間のし尿が肥料として広く使われてきた歴史がある。化学肥料の高騰が問題になっているいま、霞が関永田町でも活用に向けた議論が始まっている。

 「下水汚泥など国内での代替原料の利用拡大」

 自民党の食料安全保障について話し合う検討委員会が5月下旬にまとめた提言で、肥料の高騰対策の一つとして盛り込まれた。

 人間がトイレに流した大便や小便も肥料の原料として使っていこう、という意味だ。

 提言をまとめた森山裕衆院議員は「(活用に)成功している自治体もたくさんある。汚泥は大事に使った方がいい」と話す。

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