エスカレーターからもどうぞ 吹き抜けに飾り山現る 博多祇園山笠

椎木慎太郎
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 福岡市内で27日、博多祇園山笠(7月1~15日)を彩る飾り山の飾り付けが本格的に始まった。各地の飾り山は7月1日に一斉公開される予定。

 「十二番山笠 福岡ドーム」が展示される中央区の商業施設「MARK IS 福岡ももち」では、約30人の職人たちが人形などを取り付けた。標題は、表がプロ野球・福岡ソフトバンクホークスをテーマにした「奪取(だっしゅ) 玄海鷹(げんかいたか)」、見送りが「決闘巌流島(けっとうがんりゅうじま)」。高さ約12メートルで、ホークスの選手や宮本武蔵と佐々木小次郎が飾られる。

 同施設に飾り山が展示されるのは初めて。吹き抜けの会場に展示された飾り山は、4階までの各階やエスカレーターから眺めることができる。

 見送りを担当した人形師の川崎修一さん(72)は「野球の試合と巌流島での決闘を重ね合わせた。舁(か)き山と飾り山が出そろうのは3年ぶり。無事に終えてほしい」と話した。通りかかった福岡市早良区の岩本准三郎さん(83)は「完成した姿しか見たことがなかった。職人が製作する過程を見ることができて興味深い」と話した。(椎木慎太郎)