「市議のパワハラで職員退職は誇張」千葉県市川市が市議に謝罪

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佐々木健
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 千葉県市川市は6月27日、昨年8月に村越祐民市長(当時)が市長会見で自身に批判的だった市議について、市職員へのパワーハラスメントがあると公表した際の市の調査をめぐり、「(公表内容が)十分な証拠や手続きに基づいていない中で行われ、また、誇張があった」と発表した。同日までに市議に謝罪した。

 村越氏が昨年8月24日の会見で名指ししたのは、越川雅史市議。「市職員に対するパワハラ調査を実施したところ、越川市議によるパワハラがあった」と公表していた。

 越川市議は、市長室に約360万円かけて設置されたシャワー室の問題を市議会で初めて明かしていた。村越氏に名指しされた後、「シャワー室問題など村越市政への追及のさなかに突然、村越市長が名指しで公表した。追及つぶし以外のなにものでもない」と市議会で主張していた。

 今年3月には任期満了に伴う市長選があり、2期目をめざした村越氏は新顔に5万票差をつけられ、3番手で落選した。

 越川市議は、6月21日の市議会でも市側に公表の経緯を改めて質問。市側は、昨年8月時点では「越川市議によるパワハラ」で、「退職した職員」「病気休暇を取得した職員」「不眠や高血圧の薬を服用している職員」がいると調査内容を説明していたが、この日の質疑では、そうした職員は存在しなかったことを認め、越川市議に謝罪した。

 一方、市は6月27日、一部…

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