歌手の葛城ユキさん死去 腹膜がんで闘病、73歳

定塚遼

 「ボヘミアン」のヒットで知られる歌手の葛城ユキさん(かつらぎ・ゆき=本名田中小夜子〈たなか・さよこ〉)が27日、腹膜がんのため、73歳で死去した。葬儀は近親者のみで営む。

 岡山県出身。1974年にヤマハポピュラーソングコンテストで楽曲「木曾(きそ)は山の中」が最優秀賞を受け、同年デビュー。83年にリリースした大友裕子さんのカバー曲「ボヘミアン」は、40万枚を超えるヒットとなった(オリコン調べ)。

 86年には中国の広東省で公演し、約3万人を動員。その後も中国で公演を重ね、知名度を上げていった。バラエティー番組にも積極的に出演した。

 昨年4月にがんを公表し、闘病を続けていた。今年5月には千葉県内でおこなわれたコンサートでステージ復帰を果たしたばかりだった。(定塚遼)