28→24→28 削減した議員定数、改選待たず元に 福岡・飯塚市

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徳山徹
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 福岡県飯塚市議会は27日、現行の28から24に削減することが決まっていた議員定数を28に戻す条例改正案を賛成多数で可決した。削減を決めたのに一度も改選しないまま「撤回」される形になる。

 飯塚市議会は2019年7月、経費節減を理由に次の選挙から定数を28から24に削減する条例改正案を可決。ところが今年3月、定数を28に戻す市民団体の請願が採択され、それを受けて市議11人が今回の改正案を6月定例会に提出した。

 改正案についての討論では「定数が減り(過疎地の議員も減ると)、地域格差が出る」「多様な声が反映されなくなる」などと賛成の声があった。一方、「市民の意見を聞かずに元に戻すのは責任放棄」などと反対意見も出た。反対する市議は市民と議会との意見交換の場を設ける決議案を提出していたが、否決された。

 地方自治に詳しい大正大学の…

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