韓国大統領が初の外遊へ NATO会議を選択、背景にはあの国の意向

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ソウル=鈴木拓也
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 韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領が27日午後、就任後初めての外遊へと出発した。選んだ外遊先はスペインで開かれる北大西洋条約機構(NATO)首脳会議で、会場では日米韓の首脳会談なども予定されている。欧米の軍事同盟で「対中国」の色彩も持つ会議への出席に、韓国国内には中国の反発を懸念する声もある。そんな中、判断の決め手となったのはもっとも重視する同盟国・米国の意向だった。

 尹氏は同日、ソウル近郊の城南市の空港で、妻の金建希(キムゴンヒ)氏とともに飛行機のタラップを上がった。見送りの人たちに手を振った後で乗り込み、スペインのマドリードへ向けて飛び立っていった。

 NATO首脳会議には30の加盟国以外にも日本や韓国、豪州ニュージーランドなどが「パートナー国」として招待された。全体の首脳会議で尹氏に割り振られた演説の時間は3分ほど。韓国大統領府の高官によると、限られた時間の中で「(核・ミサイル開発を進める)北朝鮮の非核化に向けた強力な意志をNATOに伝える」という。

本音は別の会合で外遊デビューしたかった

 5月に大統領になった尹氏は…

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