【写真まとめ】ありのままの沖縄 50年前の暮らしをたどる写真展

吉田耕一郎
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 日本新聞博物館(横浜市)で開催中の企画展「沖縄復帰50年と1972」の一環で開かれている写真展の前期期間が6月26日で終了し、同月28日から後期分の展示が始まった。会期は9月4日まで。

 会場では、朝日新聞フォトアーカイブ所蔵の写真を展示。前期は1972年5月15日の本土復帰当日の写真が中心だったが、後期は、本土復帰前の57年から、復帰後の78年までの写真24枚で構成されている。

 洗濯場や水浴び場として人々が集っていた「ウッカガー(共同井泉)」や、海辺にたたずむ水牛と農民、サトウキビをかじる少年など、当時の沖縄の暮らしぶりが分かる写真が中心。一方で、主婦をひいた米兵の車を住民らが現場保存している場面や、ベトナム戦争の訓練のために沖縄に造られた「ベトナム村」での訓練風景など、沖縄が直面していた現実を写した写真もある。新聞社内で保存されていたフィルムが今回デジタル化され、初めて公表される写真も数点含まれている。

 7月24日には、沖縄復帰当時、朝日新聞出版局に勤務していた報道写真家の石川文洋さんの講演会「沖縄復帰50年のいま、語りたいこと」が開催された。

 詳細は、日本新聞博物館のホームページ(https://newspark.jp別ウインドウで開きます)。(吉田耕一郎)