ロシアのウクライナ侵攻をめぐり、米国防総省高官は27日、東部ドンバス地方での戦闘で、ロシア軍が戦果を得ているとの見方を示した。ただロシア軍が攻勢を強める東部ルハンスク州のリシチャンスクについては、「ロシア軍は包囲していないようだ」と指摘した。
高官は、リシチャンスク周辺でウクライナ軍が激しい抵抗を続けていると説明した。
激戦が続いたルハンスク州の要衝セベロドネツクはロシア軍によって陥落した。高官は、セベロドネツクの意味合いについて、「象徴的だった。ウクライナにとって失うことの影響を過小評価したくない」とした上で、「ロシア軍は多くの兵を失い、犠牲はとても大きい」との見方を示した。ウクライナ軍の撤退については、「自らの選択でよりよく備えられる場所に移動した」と強調した。
ロシア軍はここ数日、首都キ…
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