山形県鶴岡市議会の自民党系最大会派「新政クラブ」に所属する5議員が2016~20年に政務活動費(政活費)を不正受給していた問題で、鶴岡市区選出の自民県議で元県議会議長の志田英紀氏が「大したことない」と軽視する発言をしていたことがわかった。志田氏は朝日新聞の取材に、発言を認め、「撤回し謝罪する」と話した。
発言は24日夜、同市内のホテルで開かれた参院選山形選挙区の自民候補者の集会であった。応援演説に立った志田氏は、政活費に言及した上で「いろいろと問題になってるんだけど。まあ、鶴岡市(のケース)は大したことないんですけど」と語った。
志田氏は朝日新聞の取材に、「野川政文元県議の不正受給と比べたら、金額は小さいという意図だった」と釈明した。「場を和ませるつもりだったが、不適切な表現だと言われればその通りで撤回したい。不正を容認する意図は一切なく、誤解を招いた市民の皆さんに謝りたい。深く反省している」と話した。
その場には、菅原一浩鶴岡市…
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