「東芝株、買い取ってもらうつもりで持ってない」 株主が見た総会

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高橋豪、筒井竜平、伊沢健司
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 東芝が28日に東京都内で開いた定時株主総会で、取締役候補として提案された13人が全員選ばれた。「物言う株主」と言われる海外投資ファンドの幹部2人が経営陣に加わることになり、ファンドが望むとされる非上場化の流れが強まったとの見方もある。気温が30度を超える暑さの中、会場を訪れた株主たちは、どう見たのか。

 「物言う株主2人が入れば、東芝の無駄な事業を排除できる。収益が出るところは残して、もうかっていない事業はやめたほうがいい」

 元電機会社員の男性(66)は取材にこう語り、ファンド幹部2人の選任を歓迎した。「株の世界ではしょうがないこと。東芝は一回出直し、事業を再編してほしい」と話した。

 株主総会は午前10時に始まり、株主198人が会場に来た。島田太郎社長が経営方針を説明し、株主14人が質問した。

 ファンド幹部2人の人事案については、株主総会に先立ち、社外取締役の綿引万里子氏(元名古屋高裁長官)が「特定の株主に偏っている」などとして反対を表明していた。

 これに賛同した株主の男性(…

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