富士山、山梨側登山道は7月1日の山開き決定 静岡側は10日を予定

吉沢龍彦
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 富士山に四つある登山ルートのうち、山梨県側の吉田ルートは例年通り7月1日午前0時に開通することが28日決まった。今年は山頂付近に残雪が多くあり、県などが登山道の安全を確認していた。

 県によると、登山道は5合目から山頂まで全ルートの冬季閉鎖を解除する。下山道については、山頂から8合目の山小屋「元祖室」の上までは当面、登山道を使い、そこから下は下山道が使えるようになる。

 山頂から8合目までの下山道は静岡県の須走ルートと共通の道になっており、同ルート開通に合わせて開通となる見通しだ。静岡県によると、同ルートはほかの2ルートとともに、7月10日開通の方向で調整が進められているという。

 吉田ルートのふもと、山梨県富士吉田市では6月30日に開山の前夜祭がある。市内の金鳥居公園から吉田口登山道の起点である北口本宮冨士浅間神社まで富士講や市民がパレードし、神社では神事が行われる。7月1日には同神社や5合目の冨士山小御嶽神社で開山祭がある。(吉沢龍彦)