第9回30歳看護師、夜勤明けに風俗店へ出勤 のしかかる奨学金600万円

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田中紳顕
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 6月上旬、大阪府の女性(30)は、幼なじみの家を訪ねた。

 結婚を機に地元を離れた幼なじみは、リフォームされた一軒家で暮らす。

 彼女や夫らと食卓を囲み、地物の魚をつついた。

 家族の温かい雰囲気に、思った。

 「わたし何してるんやろ……」

 女性の職業は看護師。総合病院で働く。昨年からはコロナ病棟でも時々勤務している。

 夜勤は月に3回ほど。徹夜での仕事を終えて帰宅すると、午前11時ごろになる。

 女性は3時間の仮眠をとったのち、身支度を整え、風俗店に出勤する。

 高校と大学で借りた奨学金を…

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    磯野真穂
    (人類学者=文化人類学・医療人類学)
    2022年7月2日14時49分 投稿
    【提案】

    ここで取材の対象になっている方の問題を、奨学金制度そのものに結びつけるのは少々無理があるのではと感じます。 返済について急に心配になり、看護師としての勤務に加えて、風俗で働きはじめたとのこと。ですがこれは、奨学金制度ではなく、借金返済

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