G7閉幕、食糧危機へ45億ドル追加拠出「ロシアの侵略で飢餓悪化」

有料会員記事ウクライナ情勢

エルマウ近郊=野島淳、高野遼、今泉奏
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 ドイツ南部エルマウで開かれていた主要7カ国首脳会議(G7サミット)が28日、閉幕した。ロシアのウクライナ侵攻によって深刻化する世界の食料安全保障への取り組みに、G7で45億ドル(約6100億円)を追加拠出することで合意した。中国の不公正な経済活動や人権問題なども改めて指摘し、民主主義陣営の結束を強く打ち出した。

 世界では気候変動や紛争などの影響で3億人以上が深刻な食料不足にあえぐ。特にロシアの侵攻後に黒海が封鎖され、小麦の一大産地であるウクライナからの穀物輸送が滞っている。

 G7は声明で「ロシアの侵略戦争が飢餓の危機を劇的に悪化させている」と非難。人道・食料支援などに45億ドルを追加し、今年のG7の支援額を総額140億7500万ドル(約1・9兆円)まで増やす。ウクライナからの穀物輸送について、代替ルートの確保に向けた取り組みも強化する。

 また、ロシアのエネルギー輸…

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