「サポート詐欺」の被害、37件防ぐ 警視庁がローソンに感謝状

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 パソコンなどがウイルスに感染したと誤認させて復旧名目で電子マネーをだまし取る「サポート詐欺」を未然に防いだとして、警視庁は、コンビニエンスストア「ローソン」に感謝状を贈った。山本仁副総監は「被害の未然防止には地域に根ざすみなさまの力が不可欠だ」と謝意を述べた。

 サポート詐欺ではまず、インターネットを閲覧中にウイルスに感染したとする警告画面が出現。画面には「サポートセンター」の電話番号が記されており、電話すると「復旧するのにお金が必要」と言われ、コンビニで電子マネーを買うよう指示される。電子マネーの利用番号を先方に伝えるとその番号は換金される、という流れだ。

 同庁は、被害者がコンビニで電子マネーを買おうとするタイミングで詐欺に気づいてもらおうと、2月から注意喚起の店内放送を流すよう、ローソンに依頼。すると、5月末までに客の様子を不審に思った店員の声がけなどで37件の被害を防ぐことができたという。

 警視庁によると、この詐欺に関する相談は1~5月に東京都内で約300件寄せられ、前年同期比で約1・5倍のペースという。