「再生回数稼げるかも」始めた人助け ユーチューバーが知った孤独

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伊藤良渓、佐藤善一
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 週に3回、横浜市の舟瀬渚さん(24)は路上生活者に手作り弁当を配っている。そして、その様子を動画で配信する。「なきま」の名前で活動する「人助けユーチューバー」だ。

 大学時代、有名なユーチューバーに憧れて、動画投稿を始めた。再生回数と登録者数を稼ごうと、大食いや歌を歌う動画を投稿したが、アクセス数は頭打ちだった。

 3年生の冬に1本の動画を見た。「高校生なのに偉い」。生活困窮者にアメリカの高校生がハンバーガーを配っていた。「挑戦してみようかな。アクセスも稼げるかも」。ユーチューバーとして食べていきたかった。わらにもすがる気持ちで、自分も挑戦してみた。

 場所は、かつて日雇い労働者が各地から集まり、今も簡易宿泊所が立ち並ぶ横浜市中区の寿町。受け入れてもらえるか、怖さも緊張もあった。50個のハンバーガーを仲間と配った。

 受け取った人たちから、次々…

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