新型コロナ、過去最多の305人 オミクロン株の変異系統が原因か

新型コロナウイルス

大村治郎
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 島根県松江市は28日、新たに305人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内で1日あたりの新規感染者が300人を超えるのは初めてで、過去最多となった。県は「原因は分析中」としているが、感染力がより強いとされるオミクロン株の変異系統への置き換わりが急速に進んでいる可能性があるとみている。

 居住地別では出雲市155人、松江市75人、安来市26人、雲南市20人、飯南町16人、益田市6人、大田市江津市各2人、浜田市隠岐の島町各1人、県外1人。これまでは4月22日に発表された219人が最多だったが、一気に300人を超えた。県内の累計感染者数は1万8942人。

 県によると、クラスター(感染者集団)は2件発生し、雲南保健所管内では高齢者福祉施設の利用者や職員21人、松江市内では習い事の教室の関係者7人が感染した。

 県は今月9日、感染状況が改善しているとして、県民に要請していた飲食店利用時の人数と時間の制限を約5カ月ぶりに解除。しかし、今月半ばから1日あたりの新規感染者が50人を超え始め、23日からは6日連続で3桁となっていた。

 県内では、感染力がより強いとされるオミクロン株の変異系統「BA.5」の患者が5月に4人、6月は21日までに16人確認されており、変異系統が急速に広がっている可能性もあるとして、県が原因を分析している。(大村治郎)

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