依頼を放置、苦情多数の弁護士に退会命令 本人とは連絡もつかず

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 受任した事件を放置したり、弁護士会で決められた報告書を提出しなかったりしたなどとして、愛知県弁護士会は28日、八木法律事務所(名古屋市天白区)の八木一晃弁護士(50)を退会命令の懲戒処分にしたと発表した。24日付。八木弁護士とは連絡がつかないという。

 弁護士会によると、八木弁護士は2016年と17年、依頼者2人から民事再生手続きの依頼を受け、着手金も受け取ったが放置し、依頼者が不利益をこうむったという。ほかにも、義務づけられた倫理研修を受けず、依頼者からの預かり金を入れる口座の届け出をしなければならないのにしなかったなどの会規違反があったという。

 多数の苦情が寄せられたため、弁護士会が昨年1月に懲戒請求を申し立てていた。