「歴史問題、日韓は話し合いを」 求める米国、視線の先には中国も

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ワシントン=清宮涼
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 バイデン米大統領は29日、スペインのマドリードで開かれる北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に合わせ、岸田文雄首相、韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領との首脳会談を主催する。北朝鮮の核ミサイル問題が主な議題となる見通しだが、バイデン政権が「地政学上最大の試練」と位置づける中国への対応も念頭にあるとみられる。

 北朝鮮は、大陸間弾道ミサイル(ICBM)など挑発的なミサイル発射実験を続け、核実験再開の兆候も見せる。ホワイトハウスは28日、日米韓首脳会談について、北朝鮮への対応が主な議題になると説明した。

 サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)は、経済制裁にもかかわらず、北朝鮮が「収入を継続的に得ている」と指摘。「北朝鮮の核ミサイル開発に使われないよう、経済的圧力の面で何ができるかについて話し合う」と語る。

 バイデン政権は、北朝鮮の段…

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    箱田哲也
    (朝日新聞論説委員=朝鮮半島担当)
    2022年6月29日22時47分 投稿
    【視点】

     歴史問題でもつれにもつれる日本と韓国の政治関係を上向かせるには、双方の同盟国である米国の圧力が欠かせない――。こういった言説が、主に韓国でしばしば語られる。  その究極の例が、2015年の年末に発表された両政府による慰安婦合意だ。韓国の