国際線のサーチャージ、過去最高に 「運賃」超えるケースも

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松本真弥、高橋豪
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 国際線の運賃に上乗せされる燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)が高騰している。航空大手2社の8月以降のサーチャージはいずれも過去最高になる見通しで、通常の運賃の金額を上回りそうな水準だ。水際対策の緩和で期待される海外旅行の需要回復に水を差しかねない状況だ。

 日本航空(JAL)は6月24日、8~9月のサーチャージを引き上げると発表した。日本発で米ホノルル行きは現行より6900円高い片道3万500円、欧州・北米行きは1万200円増えて4万7千円が運賃に上乗せされる。

 この期間のホノルル行きの最も安い運賃(エコノミークラス)は4日時点で、往復5万5千円。これとは別にかかる往復分のサーチャージは、足元の4万7200円から6万1千円になり、運賃を超える。

 JALと全日本空輸(ANA)の大手2社のサーチャージは、ジェット燃料が売り買いされるシンガポール市場の相場に応じて、あらかじめ定めた価格表から決めている。コロナ禍で原油の需要が大きく落ち込んでいた時期はサーチャージもかからなかった。

 航空需要が戻ったことやロシアへの経済制裁の影響で、燃料価格は高騰。想定していた最も高い水準を超えたため、JALは価格表を見直した。円安がさらに燃料価格を押し上げる可能性もある。

 現在は、見直し前に想定して…

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