降り注ぐ水は芸能の根本だ! 神社で居酒屋で…街へ飛び出す芝居たち

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井上秀樹
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 寺で神社で、居酒屋で。劇場を飛び出し、街中で上演する演劇が相次ぐ。老舗も新機軸も、ライブの情熱がほとばしる。

「見た方がいい」と祖父

 東京の野外劇の聖地と言えば新宿の花園神社。今年は5~7月に、新宿梁山泊「下谷万年町物語」など3劇団が上演している。

 1967年に始めた、唐十郎率いる状況劇場が先駆けだ。後継の劇団唐組は、代名詞の紅テントで今年も「おちょこの傘持つメリー・ポピンズ」を上演。神戸、長野、岡山も巡った。現在のテントは状況劇場から数えて4代目。2日で建てて半日で撤収する身軽さが本領だ。

 早い展開と時代がかったセリフで、現実と空想が交錯する世界へ誘う。大詰めでは背景が開き、テント外の様子が借景になる。唐が生み出した「屋台崩し」は、他のテント芝居のみならず、常設劇場も採り入れている。

 座長代行の久保井研は「生活…

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