民主党政権の終了から10年。野党は細分化が進み、方向性に違いも際立つ。民主党を源流とする立憲民主党と国民民主党、地域政党から台頭した日本維新の会などの各党は、互いにどんな感情を抱いているのか。参院選候補者への調査からは、野党の選挙協力が限定的になった今回を象徴するように野党間の感情の冷え込みが浮かび上がった。
朝日新聞社と東京大学・谷口将紀研究室の共同調査で、参院選候補者に各党に対する気持ちを聞いた。「強い反感」を示す0度から「強い好感」を示す100度までの感情温度で答えてもらい、平均温度を計算した。好感も反感もない状態を50度とした。
立憲への温度、共産やれいわも最低に
野党第1党の立憲に対する温…
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