厳しい暑さ、明日も続く見通し 関東内陸、局所的に40℃達する恐れ

吉沢英将
[PR]

 太平洋高気圧と大陸から張り出したチベット高気圧の影響で、29日は北海道などを除く各地で厳しい暑さに見舞われた。群馬県伊勢崎市では40・0度を観測し、6月として国内では2度目となる40度に達した。30日も猛暑となる見通し。

 気象庁によると午後3時現在、全国914の観測点のうち610地点で最高気温が30度以上の真夏日に。このうち146地点が35度以上の猛暑日となった。いずれの地点数も今年最多だという。

 伊勢崎市では、25日に観測した6月の国内最高気温(40・2度)に次ぐ高温となった。このほか、栃木県佐野市39・6度▽群馬県桐生市39・5度▽前橋市39・4度▽埼玉県鳩山町39・3度――などと、暖かい南風が入り込んだ影響で関東の内陸部で特に厳しい暑さとなった。

 東京都心でも35・4度を観測し、5日連続の猛暑日に。猛暑日の連続日数としては、2015年7月31日から続いた8日間に次ぎ、2番目の長さとなった。名古屋市は37・5度で6月の最高に。京都市では35・6度を観測し、2日連続の猛暑日。福岡市中央区も34・3度で今年一番の暑さになった。

 この暑さは30日も続く見通し。同庁が29日昼に発表した予想最高気温は、前橋市、甲府市埼玉熊谷市39度▽岐阜市38度▽東京都心36度――など。関東内陸では局所的に40度に達するおそれがあるという。

 東京消防庁によると、東京都内(稲城市と島嶼(とうしょ)部を除く)では29日午後3時現在、12~100歳の男女83人が熱中症とみられる症状で救急搬送された。このうち80代の男女計4人が重症や重篤な状態という。

 救急搬送された83人を年齢別にみると、80代が24人、70代が18人、20代が14人と続いた。90歳以上も5人おり、70代以上で半数超を占めた。(吉沢英将)