第13回参院選、気候変動は後回し? 「命に関わる」争点化へ動いた若者たち

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関根慎一 磯部佳孝
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 参院選で、気候危機対策が埋没している。世論や候補者の関心は当面の物価高対策に向き、後回しという状況だ。危機感を募らせるのが、気候変動の影響を大きく受ける若者たち。争点化をめざし、街頭演説へ「突撃」して候補者に声を届けようとしている。

 「気候危機について一言もなかった。ショックです」。22日、JR新宿駅前であった野党候補の第一声に駆け付けた大学1年生、林美奈さん(18)と同3年生、田原美優さん(20)は演説後、肩を落とした。

 2人は聴衆の最前列に陣取り、「気候変動対策を!」と大書きしたノートを候補者に向けて掲げ続けた。だが、約30分の演説で候補者が訴えたのは景気対策がほとんど。気候変動問題には言及がなかった。

「マイナス1度くらい?」候補者の発言に衝撃

 象徴的だったのが記者団との…

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    露木志奈
    (環境活動家)
    2022年7月5日12時4分 投稿
    【視点】

    今後の地球により長く生きていく若者としては、環境問題の対策をより重視してやっていってほしい思いが理解できる。それと同時に若者の投票率が低いため、このような声は取り入れても票に繋がらないという考えは、どの政治家ももっているだろう。でも投票率が

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    プチ鹿島
    (時事芸人)
    2022年7月4日11時27分 投稿
    【視点】

    先日のコメントプラスで「争点は政党やマスコミではなく自分で決めて良いのでは」と書きましたが、まさにそんな記事。読みごたえありました。 というか若者にとっては「命に関わる」争点ですよね。「票にならない」なんて言わせちゃいけない。昨日の毎

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