社民、存亡かけた参院選 98歳の元首相・村山氏、訪問の党首を激励

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白石昌幸
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 社民党福島瑞穂党首(66)が29日、元首相で初代党首の村山富市氏(98)と大分市内で面会した。1945年結成の日本社会党の流れをくむ社民党は今回の参院選で、比例区で2%以上得票しなければ公職選挙法上の政党要件を失う、まさに「存亡の危機」。大分で根強い人気を誇る村山氏の応援を得て、得票の上積みに望みをかける。

 午後1時前、村山氏は自宅玄関前で福島氏を出迎えた。がっちりと握手を交わすと「絶対勝たないかんで。頑張れ」と激励した。自身も比例区で5期目を目指す福島氏は「励ましてもらってありがとうございます。社民党が残るように頑張ります」と答えた。村山氏は、集まった報道陣に福島氏と一緒に手を振り、健在ぶりをアピールした。

かつては250人の国会議員擁する

 社民党の前身となる社会党は…

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参院選2022

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